今後のビジョンを教えてください!
朴様:直近では、2台同時に運用したいと思っています。
<作業範囲の拡大>
朴様:NEXTAGEの活用範囲を広げるための取り組みとしては、小型無人搬送ロボットで運ばれてくる棚の高さが2.8mあるのですが、棚16段のうちNEXTAGEの可動域では3段しか届いていません。
NEXTAGEを上下に移動させることも考えましたが、人に置き換えた時の安全面も考慮し、棚の方を取り出す装置を検討しています。
倉庫を有効活用するには高さのスペースを活かしたい、そうなると棚の高さが高くなってきます。
NEXTAGEまたは人の目の前に、棚の上段部分が降りてきたら、より安全に作業をすることができます。
この棚の引き出し装置もロボットから操作することを考えていて、現在構想段階です。
お客様の部品を出荷する倉庫としては、何が起きても止められません。
設備はすべて、機械が止まっても人が代わりに作業できることに重点を置いています。
(インタビュー後に、実際に作業ステーションを、NEXTAGE仕様から人が作業するための仕様に変更していただきました。その間たった5分!絶対に止められない倉庫ならではの効率的なセッティングでした!)
<大きなビジョンは「全工程の自動化」>
高野様:大きなビジョンとしては、プロジェクト立ち上げ時からの目標である「全工程の自動化」です。
NEXTAGEがピッキング、出荷用段ボールの製函、梱包して、AGVで運び、出荷する…。
この構想の中では作業する人はいません。
単純作業はロボットに、人は管理するだけの夢のような倉庫を実現したいと思っています!