HRP-2/HRP-3/HRP-4

経済産業省による「人間協調・共存型ロボットシステムの研究開発」の成果機。股関節が片持ち構造で隘路の歩行が可能な点、電装系の高密度実装によりバックパックを不要とした点に特徴があります。プラットフォームとして、学術研究の発展に貢献しています。2017年には、国立科学博物館「重要科学技術史資料（未来技術遺産）」に登録されました。
［身長：154cm　体重：58kg　30自由度］

NEDOによる「実環境で働く人間型ロボット基盤技術の研究開発」の最終成果機として開発された研究用プラットフォーム。防塵防滴機能、滑りやすい路面での歩行、脚腕協調制御による作業範囲の拡大、高出力・高効率アクチュエータによる歩行機能の向上などが特徴。
［身長：160cm　体重：68kg　42自由度］

研究者にとって安全で実用的なヒューマノイドロボットを目指し、産業技術総合研究所と共同で開発された研究用プラットフォーム。軽量でスリムなボディー、仕様の最適化や部品の共通化・簡素化による低価格化の実現、すべての関節軸に80W以下のモーターを採用するといった安全性に配慮した設計、OpenRTM-aistの採用によるソフトウェアの開発効率の向上などが特徴。
［身長：151cm　体重：39kg　34自由度］